< 山下公園心理療法室:FAQ
山下公園心理療法室

神奈川県横浜市中区山下町82-3 ベルハウス元町(旧シタラビル)402
TEL:045-212-3212
FAX:045-212-3212


よくある質問を1)催眠療法について、2)心理療法について、3)システムやその他のことについて、の3つに分けてまとめてみました。

ここにないご質問はメールにてお問い合せください。
ほとんど誰でもかかります。暗示に必要な浅い催眠であれば、体調に問題がなければ、男女関わりなくほぼ10人中10人1回目から入れます。ただ、退行催眠に必要な深い催眠の場合は個人差があり、1回目から入れる人は女性で10人8人、男性で10人中7人くらい。それでもだいたい4回くらいのセッションのうちに9割の人が深く入れるようになります。
1)催眠は「意識のある夢」  
誤解が多いようですが、催眠を簡単に説明すると、深い催眠は「意識が起きているまま夢を見ている」状態、浅い催眠は「ウトウトしている」状態です。眠ることや夢を見ることがごく日常的で安全であるように催眠も安全です。むしろガイド付きなので、夢よりも安全な夢、になります。

2)催眠療法家はあなたを操れません  
催眠下でも意識は意外なほどはっきりしています。だから、たとえば「鳥になれ」と言われても、本人にその気がないのであれば、指示を拒否できるし、またはその場で目覚めてしまいます。テレビのショーでは、かけられているタレントさんなどが「目立つチャンス」と思い、また視聴者や術者を喜ばせようとするサービス精神もあるので、あっさり暗示に従い鳥になってしまうのですね。そして鳥になっても、「あー私いま鳥やってるな」と、必ず今の自分の意識が冷静にウォッチしています(=やめようと思えばいつでもやめられる)。

3)ご希望により録音いたします  
催眠セッションを録音することによりクライエントさんにとって不利益な行為が行われない監視の機能を果たすことになります。ご希望の方は気軽に申し出てください。但し、録音するのは、実際の治療パートに入ってからのみで、治療パートに至るまでの誘導部分(リラクゼーションや深化誘導)などは省略させていただきます
また、もし誘導部分も含めてのフル録音をお望みの場合は有料(3000円)になります。以前は、こちらで機器を準備し録音していましたが、ご要望がほとんどないため、今は録音機器はご持参頂いています。ご希望の方は、催眠前に渡して頂き操作方法を教えて頂けたらと思います。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。
体の問題と心の問題に分けて考えると、体の問題の場合、痛みや辛さが催眠でとれてしまったこともあります。具体的には咳、喉の閉塞感、頭痛、肩こり、など。ただあくまで最初は病院に行くべきですよね(Q&A(2)の4参照)。心の問題であれば、催眠や心理療法によって少なくとも何らかの改善は見られると思います。
まず当室では、治療方針として、信仰や救いとしてではなく、あくまで心理療法として前世療法を行うので、予めご了承ください。心理療法なので前世の存在の有無を問うことはしません。あくまでメタファー(隠喩)として前世を用います。メタファーというのは、ここでは簡単に、物語あるいは物語療法と置き換えていただいてけっこうです。(当室では信仰や宗教的な救いは一切行いませんが、住田自身が至高体験を何度か経験しているため、宗教に対する慎重な態度は捨てないものの、信仰や宗教体験がもたらす癒しの力は十々分に理解しています。念のため)

さて、本題の「前世が見られるのか?」ですが、
そこそこリアルな体験という意味では3,4人に1人。イメージを見て下さいと言われてしぶしぶイメージがでてくるというレベルなら10人に10人です。

前世退行は催眠の中では確率の低いものの1つ。『前世退行』の著者精神科医ワイス博士の報告では前世退行できるのはわずか3〜5%。博士の、学者としての誠実な報告を下限に、上限は、催眠療法家によっては100%と言う報告まで、千差万別。さてどれが真実なのでしょう?

「はいイメージを見て下さい」という催眠をやっている人にとって前世退行は100%できるもの。何故なら誰だって意識的にイメージを描けるからですね。でもクライエントの受けた感じを重視する療法家にとっては、「イメージは見れましたけど、起きていても見ようと思えば見られそうな・・」とか「イメージを見ろって言われたから、映画で見たシーンを基に想像をふくらませましたが・・」なんて報告は当然前世退行のうちには入らないわけです。

ずばり、前世退行には2種類あり、1)イメージがシブシブ出てくるものと、2)イメージがすんなり沸きでてくるもの。前者も含めれば前世退行の確率は楽に半分以上(100%とも言えます)、後者だと私のところでは、10人に3、4人くらいです。

私住田自身は・・前世どころか、そもそも催眠にかかりにくい人で、深い状態に入れたなと思えたのが10回目(笑)、ただそのときは運良く?とてもいい前世退行ができました。
はい、やります。最初は興味本位と思っていても、結局幼児期退行や前世退行してみると、単なる興味本位を越えてしまったりすることも。。たとえば、前世退行の中で、光の存在(ユング心理学でいう老賢人やグレートマザー)に出会える可能性もあります。そうすると「私の人生の意味って何?」といった質問をして、とても納得のいく答をもらえることもあります。
病気ではなくても、悩みや迷いで動けなくなっているなら、ちょっとセラピストと話してみたらいかがですか?らく〜になるかもしれませんよ。
どうぞいらっしゃってください。たとえば、当室へいらっしゃるうつ病の旦那さんは、実はほとんどが最初奥さんがいらっしゃって、後で連れて来られたというケースです。子どもさんの問題でいらっしゃるお母さんもいらっしゃいます。
それに、本人ではなくても、家族の一人一人にその家族の問題が表れていることの方がふつうで、いらっしゃった方の変化で、「問題のある」家族全体が変化することもあります。
そうですね、薬も万能ではないですが、いちおうお医者さんの指示を守って飲み続けた方がいいと思います。心理療法で良くなる場合もあるので、併用するといいでしょう。
痛みや体の不調の場合、ファーストチョイスはお医者さん、セカンドチョイスが東洋医学や催眠などの代替医療だと思います。まずはお医者さんのところへ行かれて、それでも原因が分からないとき、治らないとき、いらっしゃってみてください。心の不調が体の症状として表れる心身症の場合、心理療法であっさり痛みや不調がなくなることもありますが、あくまで二番目の選択であることをお忘れなく。
当室はうつ病の方、病気レベルの不安障害の方など病院と並行して来られる方や、仕事から離れて経済的には楽ではない状況にある方などが比較的多く、高い料金は頂けない状況になっています。特に2回目、3回目以降の料金を低く抑えているのは、不安障害の改善などを目的に何度も来る必要のある方々が楽に通えるようにと、そんな配慮からです。
※原則的に、通院中の方は、医師の承認を得てからいらっしゃって頂くようお願いいたします。
経験的に、1)カウンセリングの場合、時間が長い方がクライエントさんも気持ちがよく吐き出せることが分かっています。1時間ではやや足りない感じ。そして2)催眠の場合、深い状態への誘導には30秒〜1時間以上と個人差が大きく、余裕をもって1時間はみています。3)そして深い状態に入ってからの実際の施術が最低でも30分。以上1)〜3)を合わせると1〜2時間では足りないですよね? そんなわけで、クライエント本位を徹底しているため時間は長くなりがち。ただ、お財布の事情で「短く安く」を望む方もいらっしゃるので、カウンセリングなどは、1時間単位で、料金もずっと低くご利用して頂いています。
カウンセラーには守秘義務という職業倫理上の鉄則があります。ここでも、お名前や、お話なさったことや、持ってこられた手紙に書かれたことなど、個人情報を口外することは一切ないので、安心して頂ければと思います。たとえば、当療法室へ来られていること自体、ご家族にも教えることはありません。(何らかの必要が生じたとき、相談&了承を経て伝えることはあります)

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